《地震対策》突っ張り棒のみは効果ない?耐震・免震・制震構造って?リフォームで後付け可能な制震工事とは!

結論、地震対策として突っ張り棒は一定の効果を発揮しますが、万全とは言えません。何故なら、建物自体を地震から守ることにならないため、倒壊のリスクが付きまとうからです。今回はリフォーム業者として、建物の構造面から地震対策のアプローチをご提案します。

前提として、日本は地震大国です。1995年1月に起きた『阪神・淡路大震災』では、6,430人の尊い命が奪われました。2011年3月11日には『東日本大震災』が発生、18,425人の死者と行方不明者が出ました。2016年4月14日には『熊本地震』が発生、この震災は、現在の気象庁震度階級が制定されてから初めて一連の地震活動によって、震度7が2回観測され、住宅の倒壊が8,160棟、半壊が29,102棟、一部破損が129,632棟と旧耐震基準で建てられた住宅や新耐震基準で建てられた家までもが被害に合いました。

東日本大震災では津波被害が大半を占めましたが、阪神淡路大震災は被害の8割が建物や家具の下敷きによる圧死と推測されております。阪神・淡路大震災や新潟中越地震でも建築基準法を遵守していれば、家が倒壊することはなかったという報告もされており、地震に対する建物の強さ、減衰性能が問われる結果となりました。現在では建築基準法が改定されて耐震基準が見直されましたが、まだ万全とは言えません。

天災は個人の努力で起こらないようにすることができません、だからこそ、正しく自己防衛を行うことによって、地震による被害を大きく抑えることができます。

地震対策の方法はホームセンターで購入できる家具転倒防止突っ張り棒やリフォーム業者が建物の構造面から地震対策を行う耐震・免震・制震工事リフォームがあります。今回は家庭でできる突っ張り棒などの対策による地震対策の効果からリフォームを行うことよって得られる耐震・制震・免震効果などを解説します。

《地震対策》突っ張り棒のみは効果ない?リフォームで後付け可能な制震工事とは!

 

【目次】地震対策 突っ張り棒だけでは効果ない?耐震・免震・制震構造って?リフォームで後付け可能な制震工事とは!

●地震対策で家具転倒防止突っ張り棒は必要?本当に効果があるの?

●家具転倒防止突っ張り棒が地震対策で効果を発揮するには

・天井下地部分に家具転倒防止突っ張り棒がしっかりと当たっていることが地震対策につながる

・家具が壁面に付いていて、家具防止突っ張り棒が正しい位置に付いていることが地震対策につながる

●家具転倒防止突っ張り棒を他の地震対策と併用した方がより安全な理由は建物の耐震構造にある

・新耐震基準の家にも倒壊のリスクが?知っておきたい「耐震構造」「制震構造」「免震構造」の仕組み

●地震対策として耐震工事、制震工事、免震工事はリフォームで後付け可能?

●地震対策として有効なオイルダンパーを使用した制震工事のご紹介

・地震対策で突っ張り棒と併用したいオイルダンパー【evoltz L220(エヴォルツ)】千博産業株式会社

・地震対策で突っ張り棒と併用したいオイルダンパー【αダンパーEⅹⅡ】株式会社トキワシステム

●【まとめ】今後起こる大震災に向けた地震対策には家具防止突っ張り棒と併せて制震工事でオイルダンパーを取り付けよう

地震対策で家具転倒防止突っ張り棒は必要?本当に効果があるの?

冒頭にも記述しましたが、家具転倒防止突っ張り棒は他の地震対策と併用して使用すると良いです。また、地震対策として家具転倒防止突っ張り棒が効果を発揮するのは適切な取り付け方がされているときになります。

《地震対策》突っ張り棒のみは効果ない?リフォームで後付け可能な制震工事とは!

家具転倒防止突っ張り棒タイプの地震対策グッズはその手軽さとホームセンターなどでも購入できること、また、家具や天井を傷つけることが少ないことから多くの家庭に普及をしています。しかし、リフォーム業者として、家庭内を拝見すると間違った設置方法で付けられているところも良く見られます。万が一起こった地震の際に正しく取り付けられていなければ本末転倒です。本当に突っ張り棒が取り付けられていて、きちんと地震対策として効果を発揮できている状況なのかを確認する必要があります。

家具転倒防止突っ張り棒の構造は、プラスチック・金属パイプの中にひと回り細いパイプが内蔵されています。天井と家具の間に設置して、ロックネジを締めることにより、固定されて、地震による家具の揺れを抑えることが可能になります。

シンプルな見た目や手頃な価格で、なおかつ一定の地震対策としての有効性があることから、色々なサイトで簡単に取り付けられると宣伝されていますが、深く調べずに安易に取り付けてしまうと、実際に震災が起こった時、揺れの力に負けて、家具や天井が突き抜けてしまう事態が起こってしまいます。

これは家具防止突っ張り棒の製品を宣伝して、取り付け方の説明をしている執筆者の中に建物の構造を理解していない人がいるからです。実際に家具転倒防止突っ張り棒を取り付けて地震対策として効果が発揮できているかどうかは、天井の状態家具の場所製品の設置箇所に注目をしてください。

家具転倒防止突っ張り棒が地震対策で効果を発揮するには

地震対策として一定の効果を発揮する家具転倒防止突っ張り棒ですが、効果を発揮するには以下のことを気を付ける必要があります。

天井下地部分に家具転倒防止突っ張り棒がしっかりと当たっていることが地震対策につながる

天井下地とは、私達が日常的に見ている天井部の裏側にある骨組みの部分となります。多くの戸建て住宅の天井や壁面は骨組みの上に石膏ボードが貼られて、石膏ボードの上に壁紙クロスが貼られています。

《地震対策》突っ張り棒のみは効果ない?リフォームで後付け可能な制震工事とは!

この石膏ボードですが、点の衝撃に弱く、家具転倒防止突っ張り棒の付け方を間違えると、地震によって天井方向にテンションが掛かった瞬間、天井を突き破ってしまいます。ではどうしたら天井を突き破ることなく取り付けられるのか?

それが天井下地部分にあります。天井下地は等間隔に木や軽量鉄骨が並べられており、その間に断熱材などが敷き詰められております。断熱材と聞くと袋に入ったものを想像されるかと思いますが、固い素材では出来ておりません。反面、下地部分の木や軽量鉄骨は固い素材で出来ておりますので、石膏ボードの強度を裏面から補うことができるのです。

じゃあ、「天井下地部分に取り付けるのは分かったけれど、どうやって探せばいいの?」その前に自分の家がどのような天井下地になっているのかを把握する必要があります。

天井の構造を知ってから家具転倒防止突っ張り棒を取り付けよう

天井の構造は基本的に大きく二通り、天井下地のある一般的な「二重天井」と天井下地の無い「直天井」となります。以下のように区分されます。

●直天井

・下地なし(コンクリ打ちっ放しなど)

●二重天井

・木造下地(主に木造建築)

・鉄骨下地

一つ目は、木造下地になります。一般戸建て住宅においては、この木造が一番多い種類になります。木造の下地がある部分以外は石膏ボードになっていますので、そこに家具転倒防止突っ張り棒を設置すると、天井を突き抜けてしまいます。下地の見つけ方については、天井の端から45㎝程度or30㎝程度の間隔で、3㎝~4㎝大の下地が並んでいますので、その目安で天井をコンコンとノックしてみてみると、音や反動の固さで下地の有無が分かります。
二重天井の下地は大きく分けると二種類の素材
から出来ており、下地が室内を横断するように、縦方向または横方向に並行で一直線に並んでいます。直天井は一定の構造を守って作られている為、一般のご家庭ではあまり見かけないかと思います。コンクリートが露出していて、明らかに直天井だとわかる場合もありますが、上にクロスを貼っている場合も多くあります。見分け方は天井をコンコンとノックしてみるとコンクリ特有の固い素材が分かります。天井強度については申し分ないので、家具防止突っ張り棒をどの部分に設置しても、天井が抜けることはありません。

二つ目は、鉄骨下地になります。一般戸建て住宅においては三階建て以上の戸建てで見られる構造になります。こちらも鉄骨下地がある部分以外は石膏ボードになっていますので、家具転倒防止突っ張り棒を設置すると天井が抜けてしまいます。下地の見つけ方については天井の端から30㎝程度or36㎝程度の間隔で、2.5㎝ or 5㎝ or 4.5㎝大の下地が並んでいますので、その目安で天井をコンコンとノックしてみると、音や反動の固さで下地の有無が分かります。

天井の下地が取り付ける家具の場所に無い場合は家具転倒防止突っ張り棒を付けられない?

「たまたま家具を設置している場所が天井下地の下に無かった!」その場合、家具防止転倒突っ張り棒を付けられない?結論そんなことはありません。下地にしっかりと当たるよう、天井側にあて木を噛ませると天井の突き抜けを防止できます。

家具が壁面に付いていて、家具防止突っ張り棒が正しい位置に付いていることが地震対策につながる

結論、家具が壁面に付いていて、突っ張り棒を家具の両端+壁に近い奥側に取り付ける必要があります。

まず、家具は壁面にぴったりとくっついていることによって、耐震効果を発揮して、地震対策になります。壁から離れていると十分な効果を得られませんのでご注意下さい。

《地震対策》突っ張り棒のみは効果ない?リフォームで後付け可能な制震工事とは!

家具の両端に付ける理由は、天井の際、下地に家具防止突っ張り棒が正しく付いていないと、天井が突き抜けてしまうとお話ししましたが、家具においても正しく取り付いていないと突き抜けてしまう可能性があります。家具の天板は薄い板で形成されているものも多く、そこに家具転倒防止突っ張り棒を設置してしまうと、天板を家具転倒防止突っ張り棒が突き抜けてしまいます。そのため、家具転倒防止突っ張り棒を付ける位置は家具の端部分の一番強度がある部分につけることが必要です。

そして最後に家具の奥側、壁に近い部分に取り付ける理由は、家具は地震が起こった際に、揺れによって重心が前に傾いて転倒することが大体のケースです。そのため、手前に家具転倒防止突っ張り棒を付けてしまうと、前に倒れてくる家具を抑えることができません。

 

家具転倒防止突っ張り棒は地震対策で家具が転倒しないという点において、手ごろな価格で導入できることから非常に人気がある商品です。しかしながら、建物全体を地震被害から守る事にはならないため、建物が倒壊してしまったら意味を成しません。そのため、建物そのものを守る根本からの地震対策が安心安全な生活を送るには必要不可欠になって参ります。

家具転倒防止突っ張り棒を他の地震対策と併用した方がより安全な理由は建物耐震の構造にある

先述したとおり、家具転倒防止突っ張り棒は家具の転倒防止という面においては有効ですが、建物自体を地震被害から守ることがないため、建物の倒壊、半壊、一部破損してしまうリスクというのは消しきれません。そのため、家具転倒防止突っ張り棒で家具の転倒を防止するのと同時に、建物の構造自体から地震対策を行うことが今後起こりうる大震災から身を守る手段の一つと言えます。

とはいえ「建物が損壊するなんて、今の耐震基準では中々ないんじゃない?」と思われる方も多くいらっしゃるかもしれません。

確かに阪神淡路大震災で倒壊した家屋の多くは、旧耐震基準で建てられた家でした。しかし、熊本地震の際は新耐震基準で建てられた家も多く倒壊しました。住居が一部破損した以上の被害件数は16万件にも上ります。

何故なのか?それは定めてある「新耐震基準」の基準と「耐震」「制震」「免震」というそれぞれの地震対策の建物構造にあります。

《地震対策》突っ張り棒のみは効果ない?リフォームで後付け可能な制震工事とは!

新耐震基準の家にも倒壊のリスクが?知っておきたい「耐震構造」「制震構造」「免震構造」の仕組み

●新耐震基準

・震度5程度の地震でほとんど損傷しないレベルの耐震性
・震度6強~7程度の地震で崩壊・倒壊しないレベルの耐震性

●旧耐震基準

・震度5程度の地震で崩壊・倒壊しないレベルの耐震性
・震度5を超える地震に対する規定は特になし

《地震対策》突っ張り棒のみは効果ない?リフォームで後付け可能な制震工事とは!

●耐震構造

壁や柱を強化したり、補強材を入れることで建物自体を強固にして振動に抵抗する。
イメージ、電車に乗車しているとすると、電車の揺れに対して、足を踏ん張って耐えるような感覚。(揺れが逃げることなく、ダメージがダイレクトに建物へ伝わる)

●制震構造

建物内にダンパーと呼ばれる振動軽減装置を設置して、地震のエネルギーを吸収する。
イメージ、電車に乗車しているとすると、電車の揺れに対して、体のバネ利用して揺れに身を任せ、揺れを逃がす感覚。(揺れが軽減されるため、建物へのダメージも軽減される)

●免震構造

積層ゴム・すべり支承などを基礎部に入れ、建物と地盤を分離し、建物に直接揺れを伝えない。
イメージ、電車に乗車しているとすると、電車の揺れに対して、吊革にぶら下がることで、直接の揺れを感じさせないような感覚。(揺れがほとんど感じない、建物へのダメージも極小)

多くの戸建て住宅は耐震構造・免震構造・制震構造のうち、耐震構造で耐震基準をクリアさせています。

但し、耐震基準をクリアしているからといって倒壊しないわけではありません。指標にもあるように、震度5程度の地震でも損傷がでないわけではないので、地震による蓄積ダメージが残ります。特に耐震構造で建てられた家は地震の揺れを逃がすことなくダイレクトに家に損傷を与えるので、度重なる地震で徐々に釘が抜けてくることや柱を補強している筋交いが壊れてしまうことがしばしばあります。

《地震対策》突っ張り棒のみは効果ない?リフォームで後付け可能な制震工事とは!

また、大震災後は余震の数も多く見逃すことができません。熊本地震を例に出すと、震災発生時から3か月間で計1,888回の余震が発生しています。その中でも震度7が2回、震度6強が2回、震度6弱が3回、震度5強を4回、震度5弱を8回新耐震基準で建てられた家でも損傷を受ける地震が19回も起こっていることになります。

建物は生き物と違い、自己治癒力が無いため、少しでも建物にダメージを与えないようにする必要があります。

地震対策として耐震工事、制震工事、免震工事はリフォームで後付け可能?

耐震・制震・免震工事、全てリフォーム可能ですが、金額的に現実的なものは耐震工事、制震工事となります。免震については建物の基礎部分に設置して家を支える構造のため、新築時のオプションで付けられることが一般的で、リフォームで免震工事を行うには大規模な工事が必要となり莫大な費用が掛かります。では耐震工事もしくは制震工事は何をするのか?基本的に耐震工事・制震工事は既存の壁・柱・床・基礎を補強する工事になります。下記に主な工事内容をまとめています。

《地震対策》突っ張り棒のみは効果ない?リフォームで後付け可能な制震工事とは!

●耐震工事

・壁の耐震補強➡筋交いの設置・耐震壁の増設 など

・接合部の耐震補強➡金物、ボルトの設置、補強材の設置 など

・柱の耐震補強➡継手部分の補強、劣化、腐朽、断面欠損部材の取替、そで壁の設置による補強、部材の取替または増設による補強 など

・床等の耐震補強➡床下地に構造用合板の設置、火打ち梁の設置、小屋組みや床下へ降止め、根がらみ材の設置 など

・基礎の耐震補強➡鉄筋コンクリート基礎の新設、鉄筋コンクリート基礎の増し打ち、べた基礎打ち など

・建物の軽量化➡重い屋根材を軽い屋根材に変更 など

●制震工事

・制震装置の取付➡制震ダンパーの設置、制震壁の設置 など

●免震工事

・免震装置の取付➡積層ゴムの設置、すべり支承、転がり支承の設置 など

耐震工事、制震工事のいずれも壁や床を剥がす作業が発生する場合があるため、内装のリフォームと同時に行われることが多いです。では「耐震工事と制震工事どっちがいいの?」という点に関しては、新耐震基準で建てられた家は制震工事のみ。旧耐震基準で建てられた家は制震工事+耐震工事が良いかと思います。何故なら耐震工事は家の体力を地震に耐えられるように底上げする工事で、制震工事は家本体に地震への耐性を付ける工事です。

新耐震基準で建てられた家の場合は震度6強~7まで耐えられるように建築されているため、制震工事で家に対する負担を減少出来れば地震対策として効果が高いですが、
旧耐震基準で建てられた家は震度5を超える地震に対する規定が定められていないため、震度5を超える大地震が起こった際に、そもそも家が地震に耐えられない構造になっている可能性があります。

とはいっても、最終的に「制震工事のみで良い」「耐震工事で補強してから制震工事をした方が良い」の判断は依頼するリフォーム業者に委ねると良いでしょう。ただ、旧耐震基準で建てられた家庭の場合は、耐震工事と併用して行う可能性があるので費用面が高くなる可能性があると認識していただけると良いでしょう。

地震対策として有効なオイルダンパーを使用した制震工事のご紹介

ここまでで、地震対策として家具転倒防止突っ張り棒と併用して制震工事もしくは耐震工事を行うと良いということが分かりました。では「制震工事って具体的に何を取り付けるの?」ということをご説明します。制震工事とは制震ダンパーと呼ばれる伸縮する機器を家の天井下地と柱の間に斜めに取り付ける工事が主です。

《地震対策》突っ張り棒のみは効果ない?リフォームで後付け可能な制震工事とは!

制震ダンパーは自動車のショックアブソーバー(路面からの衝撃による振動を吸収するパーツ)の技術をベースにして作られた機器で、取り付けることによって、地震が起こった際に揺れを分散することで、建物の変形を半分に抑えることができ、揺れも半減して家具などの転倒も起こりづらくなる等の効果が期待できます。今回は取り付けが比較的簡単で在宅していても耐震工事ができる、制震ダンパーのなかでもオイルダンパーで強い会社の製品を2点紹介します。

オイルダンパーは制震ダンパーのなかでも、地震対策として極めて優秀な効力を発揮していて、東京駅、東京スカイツリー、あべのハルカス、熊本城などの施設でも採用をされているものになります。

地震対策で突っ張り棒と併用したいオイルダンパー【evoltz L220(エヴォルツ)】千博産業株式会社

《地震対策》突っ張り棒のみは効果ない?リフォームで後付け可能な制震工事とは!エヴォルツはオイルダンパーで特許取得している製品になります。自動車のショックアブソーバーの技術をベースにしているだけあって、製造委託先の業者もBILSTEIN社というベンツやポルシェなどのショックアブソーバーを製造している会社になります。若干他の製品と比べると費用が高いことと、製品自体が大きいため、断熱材を除去しないと取り付けできない場合があります。

 

地震対策で突っ張り棒と併用したいオイルダンパー【αダンパーEⅹⅡ】株式会社トキワシステム

《地震対策》突っ張り棒のみは効果ない?リフォームで後付け可能な制震工事とは!αダンパーExⅡはパイオニア企業としてオイルダンパーを広めた会社の製品になります。火付け役となった会社のため製品自体も高品質で、性能試験では120年を超える耐久性能が確認されています。何よりこの製品は他のオイルダンパーと比べても安価であること、そして製品自体が小さいため、既存の建築物に干渉しにくいことが強みとして挙げられます。弊社でも制震ダンパーにおいてはこちらの製品を使用しています。

《地震対策》突っ張り棒のみは効果ない?リフォームで後付け可能な制震工事とは!

これらのオイルダンパーですが、木造住宅の建物であれば、ほぼ全ての建物に設置可能です。注意点としては、金属下地の住居、直天井の住居では設置できませんのでご留意ください。

 

【まとめ】今後起こる大震災に向けた地震対策には、家具防止突っ張り棒と併せて制震工事でオイルダンパーを取り付けよう

メディアでも今後30年以内に70%~80%の確率で『南海トラフ巨大地震』や『首都直下地震』が起こると予想されています。過去の大震災の教訓で地震対策は「あると安心」ではなく「ないと危険」にまで世間的な評価が上がってきております。家具防止突っ張り棒は初歩的な地震対策で一定の効果が見込めますが、オイルダンパーと組み合わせることで、揺れの被害を軽減して、より強い効果を発揮します。これを機に建物の外側と内側両面から専門的な地震対策をされてみてはいかがでしょうか。

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