おしゃれな住宅は、外壁にこだわっているケースが多くありませんか?
例えば、凹凸がひとつもないフラットな壁面から、見る角度によって色つやが変わる職人技仕上げの壁面まで、さまざまあります。

デザイン性の高い外壁の中で「ゆず肌」という仕上げ方があることをご存じですか?
一見おしゃれに見えますが、フラットな壁面にしたかったのにゆず肌になっている場合、失敗している可能性が高いです。

そこで今回は、なぜ塗装でゆず肌ができてしまうのか、原因や対策方法について詳しく解説します。
また、あえてゆず肌の外壁にするメリットもお伝えします。

塗装のゆず肌とは?原因や対策方法はある?

塗装で見かける「ゆず肌」とは?

塗装で起こるゆず肌とは、まるで柚子の皮のように塗膜がデコボコした状態をいいます。
他にも業界では、オレンジピールやガン肌とも呼ばれています。

フラットでつるんとした塗装をイメージしていたのに、ゆず肌の状態に仕上がるとショックですよね。

そもそも外壁は、塗装方法によって仕上がりがまったく違います。
刷毛やローラーで塗る「ローラー工法」、それから専用機械を使って塗料を塗布する「吹き付け工法」の2種類に分かれます。
一般的にゆず肌は、ローラー工法より吹き付け工法の方が起こる確率が高いです。

塗装でゆず肌になる原因は?

外壁塗装のゆず肌は、次のような原因が考えられます。

・いつもより気温が高い
・風が強い日に施工
・スプレーガンの口径が広い
・スプレーガンの掃除をしていない
・塗膜が薄かった
・吹き付けの圧力が低い
・吐出量が低い
・蒸発が早いシンナーを使用
・粘度の強い塗料を使用
・スプレーガンと外壁の距離が遠かった
・硬化し始めた塗料を使った

ゆず肌塗装の原因は、いくつかの要因が組み合わさって発生するケースが多いです。
中でも重視したいのが、塗装時の環境や、使用する塗料とスプレーガンの機能性です。

外壁塗装は雨天時や湿気の多い日は向いておらず、どんなに天候と気温に恵まれていても、風が強い日はトラブルが発生しやすいため、多くの業者は塗装を中断します。
また、スプレーガンは定期的なお手入れをしなくては、正常に機能を発揮できません。
塗料や機器類の管理方法や効率を求め過ぎて作業した結果、ゆず肌という状態を作る可能性があるので気をつけましょう。

塗装のゆず肌は修正できる?

ゆず肌塗装の外壁になってしまっても、適切な方法で対処することで修正可能です。
まず、再塗装する際は、必ず旧塗膜をペーパーなどで研磨しましょう。
部分的なゆず肌なら手作業でも問題ありませんが、広範囲の場合は時間と労力が必要なのでコンパウンドで磨き上げた方が早いです。

塗装でゆず肌を作らせない対策方法

ゆず肌塗装という残念な仕上がりにならないためにも、外壁に色を塗る時は十分な準備が必要です。

シンナーや塗料の選び方

シンナーは気温に適したタイプを選びましょう。
シンナーは乾燥スピードが遅く、溶解力の高いタイプを選ぶのがポイントです。

塗料粘度は適正の状態に整えてください。
粘度が緩すぎると、塗装中に塗料が垂れてしまうので注意が必要です。

スプレーガンの使い方

スピーディーに塗装することで工期を短縮できますが、スプレーガンのスピードが早すぎるとゆず肌を作りやすくします。
スプレーガンのノズル掃除も含めて、取り扱い方には十分気をつけましょう。

スプレーガンのメンテナンスをしっかりしても、ゆず肌塗装が起こる原因は、ガン経口が塗装条件と一致していない可能性があります。
思い通りに仕上がらない時は、微粒化を塗装条件に合わせて設定しましょう。

わざと塗装でゆず肌に?メリットとは

あえて、柚子皮の表面のようなデコボコした塗装の仕上がりの外壁にすることで、個性を出したり、おしゃれに見せたりすることも可能です。
外壁塗装の依頼では、あえてゆず肌塗装を希望する人もいるほどです。

ゆず肌は、統一性のない自然なデザインを作るため、個性的な外壁にできるのが最大のメリットです。
塗り方によってデザインが変わるため、職人の技術力を求められる部分でもあり、ここ最近は注目度の高い塗装方法です。

また耐久性も通常の塗装と変わらないため、他の住宅とは違う個性豊かな外壁塗装を求める人に人気があります。

ゆず肌にデメリットはない?

失敗に思われがちなゆず肌塗装をあえて依頼する時は、デメリットがあることも忘れないようにしましょう。
デメリットの一つが、塗料のカラーによってデザイン性が失われることです。

ゆず肌塗装は薄い色彩ほどデザイン性がはっきりしますが、濃い色彩の塗料を選ぶと、遠くから外壁を見るとフラットな仕上がりに見えてしまいます。
また、ゆず肌塗装の仕上がりは職人の技術が左右するため、見る人によっては「失敗?」と感じます。

ゆず肌塗装を希望する時は、すべて業者任せにするのではなく依頼する前に打ち合わせや実績経験の確認などを確認し、満足できる結果になるように整えましょう。

まとめ

外壁にゆず肌塗装が起こる原因は、環境や使用する塗料・機器の選び方と使い方、間違った施工などが関係しています。
仕上がりに満足できなくても修正は可能なので、早めに対処しましょう。

株式会社LEXCEEDは東京都江戸川区を中心に、外壁・屋根塗装のリフォームを手掛けています。
外壁塗装の失敗による「ゆず肌」でお悩みの方はご相談ください。