株式会社 LEXCEED
お問い合わせはこちら

外壁塗装現場に足場が組めない!足場設置に必要なスペースとは?

外壁塗装現場に足場が組めない!足場設置に必要なスペースとは?

2022/07/22

外壁塗装工事に欠かせないのが足場の設置です。
ですが、施工場所によっては足場が組めない場合があるでしょう。
足場の設置に必要なスペースはどのくらいなのか、もし足場が組めないときはどうしたら良いのかまとめます。

外壁塗装現場に足場が組めない!足場設置に必要なスペースとは?

足場の設置に必要なスペース

足場にはいくつかの種類があります。
設置する足場によって、必要になるスペースには違いがあります。
代表的な足場には「単管足場」「ビケ足場」「脚立足場」があります。

単管足場

単管足場は、鉄パイプとクランプという金具をかみ合わせ組み立てる足場です。
この単管足場は、最低50cmの隙間があれば設置可能です。
足場の設置費用が安く、組立時に騒音が出にくいというメリットを持っています。

ただ、丸い鉄パイプが足元を支えることになるため、安全性が低いデメリットがあります。
基本的には現在の外壁塗装工事ではあまり使われない足場といえるでしょう。

ビケ足場

主流となっている足場がビケ足場で、くさび緊結式足場ともいわれます。
このビケ足場は直径10cmの支柱と横幅40cmの踏み板を組み合わせるもので、足場自体のスペースは60㎝です。

ただ、組み立てるためのスペースも必要なので、最低70㎝はスペースが必要とされます。
踏み板は40cmのタイプ以外にも、25㎝や15cmの幅の物もあります。
狭小地の場合は狭い幅の踏み板を活用することで、30~40cmほどのスペースがあれば設置可能な場合があります。

ビッケ足場は踏み板があるため安全性が高い足場となります。

脚立足場

脚立足場は。脚立と脚立の間に足場板を渡す方法です。
概ね50cmのスペースがあれば設置可能とされています。

ただし足場脚立は安全性に劣りますし、2階建て以上の高さの外壁塗装を実施するときには不向きです。
平屋住宅であれば可能かもしれませんが、実際には脚立足場での作業はほとんど実施されません。

スペースが50cm未満の場合

現在民法では、敷地境界線から50cm以上離れた場所に建物の外壁を作らなければならないとされています。
ですが、隣家からの了承が得られている場合には、50cm以上離さなくても問題はないことになっています。

また、周辺地域の慣習により、50cm未満でも建設できる場合もあります。
このため自宅の敷地から外壁までが50cm未満という住宅も少なくはありません。

境界を越えて設置させてもらう

外壁塗装のための足場は、長期間に渡り設置するものではありません。
そのため、隣家の了承が得られれば、境界を越えて設置することが可能です。
お隣さんに使用許可をとることで、足場を設置させてもらえることは民法でも定められています。

日ごろから隣家との関係が良好なら、お願いしやすいでしょう。
施工業者はもちろんですが、施主となる方が事前に説明、挨拶することでトラブルなく足場を建てさせてもらえるでしょう。

道路に設置することも可能

敷地の隣が。歩道や公道という場合もあるでしょう。
このような場合は、道路を管理する管理者に対して道路使用許可や道路占用許可をとることで使用可能です。
一般的には施主が許可をとりに行くことはなく、施工者が代理してくれます。

どうしてもスペースがない場合

隣家との関係が悪く敷地を利用させてもらえなかったり、そもそも隣家との間が50cm未満の場合だったりなど、どうしてもスペースがない場合もあるでしょう。
このような場合は、ロープアクセス工法にて施工することも可能です。

ロープアクセス工法は屋根などからロープをたらし、ロープを支えにして作業する方法です。
作業効率が悪いため工期が長くなりがちですし、安全性も低い作業方法なので対応してくれる業者は少なくなります。

ロープアクセス工法は緊急時や最終手段の工法ですが、どうしてもスペースが取れない場合には検討する場合があります。

度重なる施工を避けることも大切

敷地から外壁までの距離が短くスペースが狭い場合には、隣家の敷地をお借りするなど迷惑を掛けがちです。
足場が必要な工事を短期間で何度も実施することは避けるべきでしょう。

外壁塗装と屋根の補修・塗装を同時に実施したり、雨どいなどの補修も行ったりするなどなるべく足場を建てる頻度を減らす工夫も必要です。
外壁塗装や屋根の塗装の場合、耐用年数が長い塗料を選ぶことも良いでしょう。

隣家との関係性を良好に保つためにも、施工にあたる業者とよく相談して決定することをおすすめします。

まとめ

足場を建てるためには、敷地から外壁までのスペースは70㎝あると安心でしょう。
最低でも50cmあれば設置は可能です。
隣家の敷地や道路を借りて設置することも可能なので、スペースがないことで外壁塗装をあきらめる必要はありません。

株式会社LEXCEEDは東京都江戸川区を中心に、外壁・屋根塗装のリフォームを手掛けています。
外壁塗装でお悩みの方はご相談ください。

----------------------------------------------------------------------
株式会社LEXCEED
東京都江戸川区瑞江2-1-8 田中第2アバンドビル5F
電話番号 : 03-5664-6480


江戸川区でプロによる外壁塗装工事

----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。